豊かな実りを食す感動 脱穀〜試食 10月11日

秋のさわやかな風を受けてゆっくり乾いた稲穂は、ほどよい水分量(約15%)程度まで乾燥します。いよいよはぜ掛けした稲を稲木から下ろして、ハーベスターという機械を使って脱穀します。
今回は、雑草をたくさん生やしてしまったこともあり、収穫量としてはもの足らないものでしたが、それでも参加した子どもたちみんなですべてを分けます。
そして、試食用に脱穀したての籾を精米器で精米し、かまどで炊きます。
恒例の収穫祭です。
かまどで炊きたての新米、最高!
産みたての卵で卵かけご飯も最高!
子どもたちも、本郷先生もみんな笑顔です。

こうして1シーズン、お米づくりと向き合った子どもたちの記憶に、食べものを育てる喜びややりがいが少しでも刻まれればとこころから思います。

次年度は、いよいよ四シーズン目のがんばっ田んぼ。
どんなメンバーが集まるでしょうか!?












待ちに待った稲刈り 2014年9月27日

いよいよ待ちに待った稲刈りの日がやってきました。地元の農事組合長の本郷先生の指示のもと、まずは鎌を使って手刈りです。鎌は刃物ですからうっかり扱うと怪我をする危険があります。なので小さな子どもたちも真剣です。
刈った稲は、束にしてまとめて稲木に掛けて、天日干しをします。
少し残ったところは、バインダーという機械を使って刈り取ります。
本郷先生の丁寧な指導で、子どもたちも機会体験です。
あとは一週間程度、天日と風にあててゆっくりと乾燥させていくのです。
種まきから始まった米作りももうすぐ終わりです。























田んぼと水路探索 2014年7月21日

稲作には常に十分な水量が必要です。山あいの土地では、すぐ横に谷川でもあればいいですが、それもなく川から高い場所に田んぼがある土地では、水を田んぼに引き入れることは大きな苦労を強いられます。
例えば、川より高い場所にある土地に水を引着込む場合、その高さ以上の標高の川に水路の引き込み口を設け、そこから長い距離の水路を構築する必要があるのです。
米を作るためには、田んぼ自体の管理もありますが、なにより「水路」を作り、管理することも重要なことなのです。
今回の学習は、そんな重要な要素の割に意外と知られていない水路の実態を子どもたちと調査することになりました。

途中まで順調に水路を探索していたところ、突然の猛烈な雷雨に見舞われたため、急遽探索は中止。
ブラッキーさんの家の周りで、サワガニを捕ったり、鶏と戯れたりしながら、その日の水路探索はおしまい。
まあ、こういうこともありますね。
自然相手ですし。

待ちに待った稲刈り 2014年9月27日

いよいよ待ちに待った稲刈りの日がやってきました。地元の農事組合長の本郷先生の指示のもと、まずは鎌を使って手刈りです。鎌は刃物ですからうっかり扱うと怪我をする危険があります。なので小さな子どもたちも真剣です。
刈った稲は、束にしてまとめて稲木に掛けて、天日干しをします。
少し残ったところは、バインダーという機械を使って刈り取ります。
本郷先生の丁寧な指導で、子どもたちも機会体験です。
あとは一週間程度、天日と風にあててゆっくりと乾燥させていくのです。
種まきから始まった米作りももうすぐ終わりです。























田んぼと水路探索 2014年7月21日

稲作には常に十分な水量が必要です。山あいの土地では、すぐ横に谷川でもあればいいですが、それもなく川から高い場所に田んぼがある土地では、水を田んぼに引き入れることは大きな苦労を強いられます。
例えば、川より高い場所にある土地に水を引着込む場合、その高さ以上の標高の川に水路の引き込み口を設け、そこから長い距離の水路を構築する必要があるのです。
米を作るためには、田んぼ自体の管理もありますが、なにより「水路」を作り、管理することも重要なことなのです。
今回の学習は、そんな重要な要素の割に意外と知られていない水路の実態を子どもたちと調査することになりました。

途中まで順調に水路を探索していたところ、突然の猛烈な雷雨に見舞われたため、急遽探索は中止。
ブラッキーさんの家の周りで、サワガニを捕ったり、鶏と戯れたりしながら、その日の水路探索はおしまい。
まあ、こういうこともありますね。
自然相手ですし。

田んぼと水路探索 2014年7月21日

稲作には常に十分な水量が必要です。山あいの土地では、すぐ横に谷川でもあればいいですが、それもなく川から高い場所に田んぼがある土地では、水を田んぼに引き入れることは大きな苦労を強いられます。
例えば、川より高い場所にある土地に水を引着込む場合、その高さ以上の標高の川に水路の引き込み口を設け、そこから長い距離の水路を構築する必要があるのです。
米を作るためには、田んぼ自体の管理もありますが、なにより「水路」を作り、管理することも重要なことなのです。
今回の学習は、そんな重要な要素の割に意外と知られていない水路の実態を子どもたちと調査することになりました。

途中まで順調に水路を探索していたところ、突然の猛烈な雷雨に見舞われたため、急遽探索は中止。
ブラッキーさんの家の周りで、サワガニを捕ったり、鶏と戯れたりしながら、その日の水路探索はおしまい。
まあ、こういうこともありますね。
自然相手ですし。

草取りは大変な作業 2014年6月28日、7月6日

自然の摂理を利用して抑草を試みても、上手く行くところと上手く行かないところが発生してしまいます。
まあ、自然にまかせてやってるんで、どうしてもそうなるのは仕方ないかなとも思います。
こうして収穫量が年によって差が出るというのは、やっぱり合理的ではないし、商業ベースに乗りにくいというのも理解出来ます。
だから安定をめざしより効率的に、より増収を考えて農薬や化学肥料を使うというのもあります。
現在の農家のほとんどがその方法論を選択するのは、高齢化や兼業農家化が進む昨今、経済的な問題または労働力の現状を考えれば仕方の無いことなのかも知れません。
でもこのアプローチも、農家だけでなく消費者自身が少し考え方を変えるだけで、意外と簡単に、そして一気に変わるのではないかと思っています。

例えば皆が、こういう作業に理解を示し、
あるときは農村を訪れて作業を手伝い、あるときはその労働力を価格に反映した形で支援する。
そしてできあがった作物の収穫量、色、形などのばらつきを許容する心。
これがあれば、もしかしたら今の小さな農家でも活路が見いだせるかもしれません。

僕らのやっているこうした取り組みでは、これまで土に触れたことの無かった多くの子どもたちが、全身泥まみれになって草取りを行います。
なかには仕事になっていないようなただの泥遊びの子もいますが、そんなこたどうでもいいんです。
田んぼに来て、泥にまみれて、そこに作物が出来るプロセスをイメージできれば良いんです。
その経験は、必ずその子たちの心の中に大きなものを残します。
その子たちは将来大人になった時、スーパーなどでお米や農産物を手に取り、どう思うでしょう。
その子たちは将来大人になった時、田舎を訪れた時に、どんな思いが彼らの胸に去来するでしょう。

田んぼや畑は、人間の命を養う「農地」という役割だけでなく、
自然とふれあう豊かな心を育むことの出来る「教育」の場でもあると考えます。
(草取り大変やけど。まじで)